特殊ねじ・特注ねじ

特殊ねじの例
特殊ねじ(脱落防止ねじ・セムスねじ・精密小ねじ)の例(イメージ図)

特殊ねじとは、JISやISOの規格品にない形状・寸法・材質・処理のねじの総称です。頭部の形や高さ、ねじ部の長さ、軸の段差、座金の組み込み、特殊な材質や表面処理など、製品に合わせて1から作るねじを指します。

よくご相談いただく特殊ねじ

種類 内容
脱落防止ねじ 軸を細くして、緩めてもパネルから抜け落ちないようにしたねじ
セムスねじ 座金(ワッシャー)を組み込んだねじ。組立工数を減らせる
精密小ねじ・マイクロねじ 電子機器・光学機器向けの小径ねじ
段付きねじ・ショルダーボルト 軸の一部をねじのない精密な段にしたもの → 段付きボルト
特殊頭部 低頭、薄頭、大径頭、ローレット付き、特殊な穴形状(いじり止め など)
特殊材質 チタン(チタンボルト)、真鍮、アルミ、SUS316、耐熱鋼 など

工法の選び方

図面で指定していただきたい項目

項目 内容
ねじの呼び M3×0.5、M6×1 など。細目・ユニファイ・インチねじの場合はその旨
ねじの等級 6g などのはめあい区分。指定がない場合は相談
有効ねじ長さ 不完全ねじ部の許容範囲を含めて
頭部・穴形状 寸法、穴の種類(十字穴・六角穴・ヘクサロビュラ穴 など)
材質・強度区分 例:SCM435 強度区分10.9、SUS304 A2-70
表面処理 処理の種類、色、膜厚、耐食性(塩水噴霧試験時間など)の要求
検査 ねじゲージ、寸法、硬さ、引張試験など必要な検査と記録

よくある質問

何本から製作できますか?

工法によります。切削で作る場合は少量・試作から相談できます。冷間圧造は金型・工具費がかかるため、数量が多いほど有利です。数量をお知らせいただければ、工法を含めてご提案します。

現品サンプルから同じねじを作れますか?

現品から寸法を測定して図面化することは可能ですが、材質・強度区分・表面処理の仕様は別途ご指定ください。重要な部品の場合は、図面での確認・承認をおすすめします。